前書きにあった著者の講義における答案が妙に気になって読んでみた。
じぶんとはなにか、という哲学でよくある話題をテーマにした本。タイトルでは「じぶん」ととなっているが、本の中では<わたし>という表現になっている。本全体では<わたし>というものは、確固たるものではなく他者との関わりによって形作られる、ということが書いてあった、と思う。読み違っていたらすみません。
本書の中で紹介されているレインさんの挿話や、前書きで紹介された答案において描かれる私と他者の関係の話は面白いなと思った。
相手のことを理解しようとする日常会話が。構造的に相手のことを無視することにひょっとしてつながるのか?それは怖いな。と思ったり。
あと、フランケンシュタインのメイクが特許登録されているということも本書で知りました。
以上
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